早速買って読んだ。
率直に『歴史読み物』として面白いと思った。『哭きの竜』を書かれている能條純一作品だけに絵がきれい。
国民の前で笑顔を振り撒かれておられた『昭和天皇』を、
子供の頃は何も知らずに『優しそうなおじいちゃん』的な存在としてテレビの前で拝見していたが、
これを通して、陛下の『人となり』を知ることが出来る事は有り難く感じた。
個人的には特に『右寄り』でも『左寄り』でもないのだが、今の学生達にもこれは是非読んで貰いたいと思う。
日教組の絡みか何か分からないが、今の学校の授業で教えられないのなら、せめて図書室には置いておいて欲しい作品だ。
まだ2冊しか出ていないのだが……。
『現人神』から1人の『人間』になられたの最初の天皇の『生き方』、『考え方』を若い子達にも知って貰えるに違いない。
『御国の為に……』とか、そう言う『思想』どうこうではなく、
陛下が『若くして背負って来たもの』を 感じられるのが良い。
これは息子には絶対に読ませる。
間違いなく親の『エゴ100%』。
11/30には第3巻が出るので楽しみにしている。