オトン

急遽やったけど、帰省しといて良かった。

複雑な家庭事情も相まって、20数年振りにオトンと2人で話が出来た。
(端から見たらホンマに異常やろなぁ)

こっちから話さんと自分から話し掛けてくる人ではなかったし、お互い気ぃ使わせたくないと思てたから、各々隠してた『事柄』『思い』があった事も確認し合えた。

酒も呑まずに気づけば3時間弱。
(そもそもオトンは元々肝臓が悪く、酒を酌み交わした記憶が無い)

話し終わった時には、数十秒ほど身体に異常が出た。体力的に無理させたかと、謝ったけど『お前とこうやって話せといて良かった』と満足そうに言うてた。

別に直ぐにどうなるかどうかも分からんけど、年齢なんて関係ないし、それこそお互い元気やったら、こんな機会を作ろうとも思ってなかったかもしれんし。

病気やら事故やら……と毎日毎日走り回ってる救急車を見る度に『都度、ちゃんと自分の人生を振り返る時間は作っといた方がええな』と思てるから、その趣旨も話したらすごく納得してた。

ここ数年『1人の人』としてのオトンに凄く興味があった。

『この人は都度何を思って、色々選択して今に至ったんやろうか?どんな判断をしてきたからうちら家族はこうなったんやろうか?自賛、後悔してる事はあるんやろうか……』と。

「何となく『小さい幸せ』もそれなりに感じてるみたいやけど、全体的には『後悔』が多い人生やったんやろうな」という感想。

けど逆にそれを聞けた事で、これから自分は反面教師に『恩送り』をしていけば良いと実感。

やっぱりいつまで経っても親からしたら『自分の息子』なんやな、と。

とは言え不思議と『もっと早く話しておけば良かったかな?』とは感じてない。

早過ぎても、自分の人生経験が少なくて反発もあったやろし、オトンの言うてる意味の捉え方も全然ちゃうものになってたんちゃうかなぁ……と。 

まあ、良かった。

現時点ではお互い『思い残す事』は減ったはず。

相方さんと息子、妹にはホンマに感謝。(アンジュさんも?)

妹にはこれからも負担かけるけどごめんなさい。

宜しく頼みます。

ありがとう。

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