あと10年で「営業マンは不要になる」と断言できるワケ
現在、営業をITで支援する「セールステック」が進化しています。そして私は、セールステックが進化すると、外勤型のフィールドセールスは、内勤型のインサイドセールスに侵食されていくと考えています。
したがって、もしこれからも営業を続けたいなら、セールステックを駆使するインサイドセールスになることです。(一部抜粋)
そう、それ。
外資系の会社に勤めてた時、既にこんな話は『チーム』として常時議論していた。もう随分前の話。
前職の会社は『これ』に気付いていた節はあった。
ただ、アナログ方式で細かいところが破綻しかかっているのに、その時の現状に固執している感が強かった。
新しいシステムに移行しようとすると、ついていけなくなった時に『存在価値』がなくなるとでも思っているのか、議題にあげてもスルー。現実を見ない振りをしていた。
最終的な決裁権は持ってるのだから、解る人達に任せて、ドーンと構えておいて欲しいものだったが、『変なプライド』なのか、ただ『ケチ』なのか、自分より若い社員に相談することは一切無かった。
辞めていくのはほぼ30代前半。
フルモデルチェンジではなく、マイナーチェンジをし続けていく事が大事なのでは無いかと思い話をしてみた事もあった。
(一気にモデルチェンジしてしまうと、若い社員でもついて行けない事があるはず)
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あと数年で『50歳』になる自分達が大学生の時、授業でパソコンを使うようになった。インターネットはそのちょっと後。
ちょうど狭間の世代かも知れない。バブルも味わえなかったし、就職活動も氷河期はじめ🤣
あれから20数年、今ではすっかり『IT』が当たり前ではなかった世代と、『IT』を学校教育から組み込まれて来た世代が共存する時代になった。
(いくらなんでも、20年もあれば、触る機会くらいあっただろうと思うものだが……)
お互い人間なのだから、世代関係なく『価値観の共有』など出来るわけは無いのはよく解っている。
ただ今後、後者の人達が世の中を回して行く時代になるのだから、何かしらの形を作っておかないと、必ず他の誰かに取って替わられる時は来る。
その当時はお陰様で、『受動受注』が多いので忙しくさせて頂いていた。ただその数ヵ月先、維持出来るかどうかは全く解らない状態で走っていた。
本来ならその後の『受動受注』を漏らさない為に、現場レベルでの『個人端末』から受注に繋げる工夫するのが理想。
商談、会合、内容はどうあれ、外に出るのはアポイントありきで十分。
時間も経費も無駄。
こんなことは、IT以前に当たり前の事だし、世の現場営業マンは皆感じている事だと思う。
相手の時間を奪ってしまう『電話』だって必要最小限で良い。
社内で大声で『ああでもない、こうでもない』とダラダラ話すのが格好いい時代はとっくに終わっている。
(そのくせ、本当に必要な電話は人が居ないところで掛ける『あるある』🤣)
メールを使って、資料と一緒に内容を先に送ってあげる方が相手に取っても親切だ。
今騒がれている『働き方改革』への1つの工夫にも繋がる話だと思う。
(働き方改革を実行するにしても、発想に限界があるから遅々として進まない。)
極論、スマホも触れない経営者が、新卒世代達、若者のライフスタイルなど理解出来るとは思えない。
ただ、だからこそ『使えない人達の視線』を盛り込んで、『新しいもの』を使いこなせる人達が『サービスの差別化』を図って行く事が、生き残る道の始めだと思うのだが……そうでもないのだろうか?
言葉は悪いが、自分が雇っている人間の『体力』だけでなく、『能力』も全部自社の為に使わせれば良いだけ。
その為に上司のマネジメント能力が試される。
まあこれもただの『理想』。
ただ今後こうなっていくとしたら、あと10年は解決しないかも知れない。