今号のエルゴラッソ。
『代表休み』を使って4節終わったJ1リーグの振り返っていた。
そこには青黒の修正点についても書かれていた。
記事はもちろん『下薗 昌記』さん。
・ボランチでタクトを振っていたヤットを1枚上げて、トップ下に配置。
・ヤットのポジションに倉田を入れて、ヤン君と2人で運動量をカバー。
今ちゃん頼みだった『ボールの回収』もこれで解決。
・『3バック+藤春』でディフェンス強化。
余りに的確に修正しているツネ監督やけど、
よくよく考えてみたら、これまでやって来た『積み重ね』の良かった事を合わせて、
今出来る『最高の形』を作り上げるシンプルな思考をしてるだけに思えた。
ポゼッションとカウンター。
“ガンバらしい攻撃”は消えたのか。
長谷川健太体制、5年間の栄光と影。 by下薗昌記
ただ、改めてそのキーマンやと思えるのは『10番 倉田秋』。
ヤットの周囲、360度に『個性の塊達』を置いてボールを散らして、動かす。
スピードを上げる時には、前にいるヤットを倉田が瞬時に追い抜き、入れ替わって、相手の守備陣を混乱させる。
豊富な運動量でボールの回収率を上げて、1枚上に上がったパスの出所に預ける事で、より『危険なパス』が出る可能性も上がる……よね?(笑)。
まだまだ模索中やけど、これって『何でも出来る』プレイヤーがおらんと成り立たへんはず。
ツネ監督がヤン君に『これ↑』を要求してると言うことは、ヤン君の隣で
秋、『お手本』になれ。
って言うてるんかも知れんよね(笑)
もちろん『春秋コンビ』はこのチームのストロングポイントやから、2人を近いところでプレーさせてあげたい気持ちもあるけど、
うちの『10番』は気が付けば、
90分の間に
こんなところにも、
こんなところにも出没する。
今シーズン、恐らくこのシステムが基本になっていくと思うから、チームの頭脳である『ヤット』を生かすも殺すも、まさに彼次第。
ボールを預けて、ボールを呼び込む。
倉田がヤットを使うシステム。
青黒の話題になると、何かとヤットばっかりがフューチャーされがちやけど、
実はチームの浮き沈み含めて、色んな事が『エース』に託されてるような気がする。
『ヤットのチーム』から『倉田のチーム』に変われるように期待したいなぁ。