就活は新日本プロレス株式会社へ!棚橋弘至が「欲しい人材」とは?
「物事を面白がる能力」を!
そして今では考えられないが、棚橋自身が「チャラい」とブーイングを受けていた時代もふり返って見せた。
「ブーイングも同じ。物事を面白がる能力。悩むんじゃなくて、面白がる。その物事の受け取り方によって、生き方や時間の過ごしかたも変わってくる。この能力は生活を充実できるスキルだと思います」(一部抜粋)
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まさにその通り。
棚橋のこう言うところが好き。
何でもそうやと思う。
自分は20歳の頃……学生の時にふと『この気持ち』に辿り着いた。
きっかけは簡単で、
NFLで49ersの『ジョー・モンタナ』
『ジェリー・ライス』や
カウボーイズの『トロイ・エイクマン』が
スゴい人気で、友人(後輩)の1人がテレビゲームを一生懸命やり込んでいたから。
ちなみにドルフィンズのダン・マリーノはジム・キャリーの映画で知った(笑)。
それまでアメフト🏈なんて、まともに観たこともなかったし、
何で野球でもないのに1回1回動きを止めてプレーを進めるのか
さっぱり理解出来なかった。
ラグビーの方がスピードがあって楽しいと思っていた。
それでもしゃあなしで、夜な夜なその『対戦相手』に付き合っていたのだが、付き合い程度でやっていても、負けが込んでくると、なぜか悔しさだけが増幅されてくる(笑)
そのモヤモヤを解消する為に、競技その物のルールを覚えて、考えてプレイするようにした。
すると気がつけば、どんどんその競技の魅力にハマって行っていた自分がいた(笑)。
その時に気がついたのが、
どんなものでも、それを好きになる人がいると言うことは何かしらの理由があって、
最初は興味が無いことでも、中身を自分で見極めてから面白いか、面白くないか決めた方が、色んな『気付き』に繋がるんやないか?
と言うこと。
否定的には捉えずに、面白いところを探す……
当然、何が面白いのかは人それぞれ違うから、共感できる人と交流を持つことで、自分で気付かんかった更に違う『魅力』に気づくことが出来る。
これを繰り返して20数年過ごしてきた。
今ではとてつもなく『しょうもない物事』にも興味が持てるようになった。
何でこの虫はこんなところでウロウロしてるんやろう?
とか、
自分が当たり前に見ている景色も、違う目線で見ると、どう見えるのか?
何でここにこんなものが存在してるのか?
とか。
どうでもええ事が無性に気になるようになっていて、面白かったのは、そんな自分がどんどん広く浅く『プチオタク』になっていっていた事。