開幕前に浮かれきっていた自分に猛省、……ちょっとお気の毒な話。
昨日地下鉄で帰宅中、関内駅辺りからだったかご年輩の背の高い男性が乗ってこられた。
席に付いた途端、大きな声と
赤らめたクシャクシャの顔で
『ファッホン!』
と、くしゃみ1発!
開幕前日だから、と浮かれ聞いていた『未だ見ぬ星座』を無視するくらいの大きな1発!
その後立て続けに
『ファッホン!』
『ファッホン!』
『ファッホン!』
『ファッホン!』
当然車内に響き渡り、周りはシーーン。
中には怪訝そうな顔をする人も。
失礼ながら僕も一瞬『鳩時計』を思い出し、笑いを堪えるのに必死。
治まったかと思いきや、更にすかさず、
『ファッホン!』
『ファッホン!』
『ファッホン!』
『ファッホン!』
『ファッホン!』………、
もはや治まる気配を微塵も感じず、、何駅か通り過ぎた頃には、皆んな目を閉じて黙認(笑)。
その間ずっと顔は赤らめたクシャクシャのまま。
僕はヘッドフォンから続けて流れていた『熱き星たちよ』のボリュームを自然と上げていました。
音がクロスフェードしていくにつれ、無音で『ファッホン!』『ファッホン!』していた彼の姿がなんか不思議な光景になってました。
最寄の駅で下車し、鞄を開けたとき、すっかり忘れていた新品のマスクを発見。
『あげとけば良かったなぁ』と猛反省。
見ず知らずの人にも手を差しのべる優しさが足りません。
今年も何試合ハマスタ参戦出来るかは分かりませんが、見ず知らずの人にも優しく、楽しくシーズンを送りたいと思う出来事でした。